【金鴫寺・金敷寺・金鋪寺 画像集.1】
金鴫寺 画像集/金敷寺 画像集/金鋪寺 画像集
井原西国霊場
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金敷寺の境内から金鋪寺に至る道沿いに百観音霊場あり
金鴫寺(かなしぎじ)、金敷寺(かなしきじ)、金鋪寺(かなしくじ)
ローソン井原笹賀町店の前
国道486号線交差点から側道を西へ20m進み右折
https://goo.gl/maps/8efoBj3y9p62
朱色の明神鳥居が立ち並ぶ参道を北へ24m進む
笹賀稲荷神社
「岡山縣 後月郡誌(p.911 大正15年)」に「(神社名)稲荷*神社(神社)
(祭神)保食命 (勸請)天保七年(1836年)八月中
(社地)官有地第一種十六坪 (鎭座)出部村大字笹賀字 金鴫」とある
https://goo.gl/maps/iEgQ4cH4Gt62
側道に戻り、右折して西へ136m進む
丁字路を右折し、北へ67m上る
参道入口の標柱
「南斗山 右 金鴫寺 上 金敷寺 参道入口」
仁王門
https://goo.gl/maps/jWeHYewh3MM2

木造金剛力士像(県指定重要文化財)
平安時代に製作された現存する数少ない金剛力士像。「井原市の文化財(p.10)」を参照。
寺標
「金敷寺 ◯◯◯◯十四番 明治十八年(1885年)二月日
世話人 下出部 山足為右エ門 山足為太郎」
自然石地神a(前)
「地神」
自然石地神b(後ろ)
「地神」
参道を北へ13m進む
寺標
「金鴫寺」

十一面千手観世音菩薩立像
「三番 紀圀 古川寺」
井原西国3番 風猛山 粉河寺 [ふうもうざん こかわでら] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「父母(ちちはは)の 恵みも深き 粉河寺 ほとけの誓ひ 頼母(たのも)しの身や」
https://goo.gl/maps/XQUZzY5xMb12
石垣に扇と瓢箪の飾り石あり
本堂
南斗山金鴫寺(真言宗大覚寺派)
本尊は十一面観世音菩薩
『おん まか きゃろにきゃ そわか』『南無大師遍照金剛』
旧 仁王坊
「
備中誌
後月郡(p.18)」に「仁王坊蓮花院 住坊
本尊十一面觀音 一尺三寸(約39.4cm) 定朝作 同(檀家)百五十軒」とある。
https://goo.gl/maps/pSx4AC5YbK62
手水鉢
光明真言曼荼羅曼荼羅石(廻国供養塔)
「廻國供養 ◯◯◯◯信士 ◯◯◯◯信女」
『おん あぼきゃ べいろしゃのう
まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたやうん』
奉為弘法大師一千百五十遠忌法楽塔(向かって右)
「*(弘法大師の種子「ユ」)奉為弘法大師一千百五十遠忌法楽塔」
「我昔遇*薩埵(さった)親悉傳印明」「肉身證三昧待慈氏下生」
「昭和五十九年(1984年)十二月 施主 芳井町 ◯◯◯◯◯ 宜善代」
奉為弘法大師一千年遠忌嘉會寳塔(向かって右)
「奉為弘法大師一千年遠忌嘉會寳塔」
「爲*先祖(先祖)代々
◯◯◯◯居士 ◯◯◯◯大姉 ◯◯◯◯居士 ◯◯童女
願主 法印金寂 施主 ◯◯◯◯◯」
「天保五(1834年)甲午三月廿一日造之」
「******(梵字6文字 弥勒菩薩の真言『おん まいたれいや そわか』)」
『南無大師遍照金剛』
地蔵菩薩坐像
「法印金寂」
宝篋印塔
「奉建立寳宝篋印塔者三世十方三界」
「萬霊等盡未來際之行*峕(とき)寛延第二(1749年)」
「龍集己巳中◯之箕(みぼし)仁王院密乘代」
「施主井原村新町村上善次郎敬白」
塔身の正面は阿しゅく如来の種子「ウン」
金鋪寺本堂脇の卵塔場の向かって左端に密乘法印大和尚のお墓がある
法界地蔵
「法界」「施主 井原村 村上善◯◯」
『おん かかかび さんまえい そわか』
鐘楼
梵鐘
「南無十一面觀世音菩薩」「弘法大師一一五〇御遠忌記念」
「南斗山金鴫寺」「弘法大師御遠忌記念 昭和五十九年春鋳造
願主 *𣞀(檀)信徒衆一同 現住職 大僧正宜觀代 副住職 徳毛宜善
鋳匠 京都 岩澤徹誠」「南無大師遍照金剛」
境内の東の墓所の脇
英霊堂
「ふるさと探訪 出部の史跡(p.38-41-56)」を参照
阪田翁*旌徳碑
篆額「阪田翁*旌徳碑」
「阪田翁名齋次郎岡山縣後月郡出部人考紋三妣釆女氏其先
以軒岐鳴或以里正著為一方望*𫞀(族)中*微?不翁天資頴悟夙以
挽回家運為志發憤勉勵孜孜匪懈遂新創自來筆金尖起阪田
製作所以給天下需要五之?一大正十五年(1926年)四月 攝政親王殿
下駐鶴駕特允拜謁尋辱閑院伏見諸王殿下親謁昭和三年(1928年)十
月拜受紺綬褒章十一年(1936年)一月十五日病逝距生明治三年(1870年)十月
十八年享年六十七葬于先塋(墓)翁為人寡黙重厚資致巨萬自奉
儉薄而濟窮救厄公益之事率任之先如我金鴫寺亦據其徳幸
免荒廢頃者*𫝶(座)首徳毛*冝観(宜観)和尚首建碑以謀*不朽徴銘于余
余亦追先徳于*兴(興)?郷以啓來學者故不辭而作銘曰
時顯(顕)時微 貽厥攸植 格物救時 維翁之徳
斗山之南 鯉川之北 巍然穹碑 百世矜式
昭和十四年(1939年)一月十五日 仁和寺門跡大僧正岡本慈航 題額
興穰館々長 山下 崇 撰 .
金鴫寺第五十一世住職 徳毛宜観
書」
*旌?
*◯不
于*兴(興)?
考=亡き父、妣=亡き母
阪田製作所(現 セーラー万年筆株式会社)の創業は明治44年(1911年)2月
摂政親王殿下=皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)
鶴駕(かくが)とは皇太子の乗る車のこと
閑院伏見諸王殿下=閑院宮載仁親王
鯉川=恋川
岡本慈航大僧正は真言宗御室派の総本山 大内山仁和寺の門跡第39世
阪田齋次郎氏(1870-1936年)は阪田紋三・釆女夫妻の次男として後月郡出部村に生まれる。
セーラー万年筆の創業者である阪田久五郎氏(1883-1961年)の兄(久五郎氏は五男)。
久五郎氏と共に広島県呉市で日本初の金ペンの製作に尽力。
「
郷土先哲
後月の人人(pp.92-93)」、「ふるさと再発見 わがまち出部(pp.98-100)」を参照
参道を北へ115m上る
金敷寺の駐車場
駐車場の周囲に西国観音霊場の1番から10番札所の本尊石仏が安置されている
金敷寺西国1番 那智山 青岸渡寺 [なちさん せいがんとじ] “那智山寺” (如意輪)
『おん はんどま しんだ まに じんば ら
そわか』
「補陀洛や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬」
金敷寺西国2番 紀三井山 金剛宝寺 [きみいさん こんごうほうじ] “紀三井寺” (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「古郷を はるばるここに
紀三井寺(きみいでら) 花の都も 近くなるらん」
金敷寺西国3番 風猛山 粉河寺 [ふうもうざん こかわでら] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「父母(ちちはは)の 恵みも深き 粉河寺 ほとけの誓ひ 頼母(たのも)しの身や」
金敷寺西国4番 槇尾山 施福寺 [まきおさん せふくじ] “槇尾寺” (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「深山路(みやまじ)や ひばら松原 わけ行けば 槇の尾寺に 駒ぞいさめる」
金敷寺西国5番 紫雲山 葛井寺 [しうんざん ふじいでら] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「まいるより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲」
金敷寺西国6番 壺阪山 南法華寺 [つぼさかさん みなみほっけじ] “壺阪寺” (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「岩をたて 水をたたえて 壺阪の 庭の砂(いさご)も 浄土なるらん」
金敷寺西国7番 東光山 岡寺 龍蓋寺 [とうこうざん おかでら りゅうがいじ] (如意輪)
『おん はんどま しんだ まに じんば ら そわか』
「けさ見れば
露(つゆ)岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり」
金敷寺西国8番 豊山 長谷寺 [ぶさん はせでら] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「いくたびも 参る心は 初瀬寺(はつせでら) 山もちかひも 深き谷川」
金敷寺西国9番 興福寺 南円堂 [こうふくじ なんえんどう] (不空羂索)
『おん あぼきゃ びじゃしゃ うん はった』
「春の日は
南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうすぐも」
金敷寺西国10番 明星山 三室戸寺 [みょうじょうざん みむろとじ] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波」
石積みの中段に坂東三十三ヶ所観音霊場の本尊石仏群が並んでいる。
向かって右端が1番、左端が33番。

金敷寺坂東1番 大蔵山
杉本寺 [だいぞうざん すぎもとでら] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「頼みある しるべなりけり 杉本の 誓いは末の
世にもかわらじ」

金敷寺坂東2番 海雲山 岩殿寺 [かいうんざん がんでんじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ
そわか』
「たちよりて 天の岩戸を 押し開き 仏を頼む 身こそたのしき」

金敷寺坂東3番 祇園山 安養院 [きおんさん
あんよういん] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「枯木にも 花咲く誓い 田代寺 世を信綱の 跡ぞ久しき」

金敷寺坂東4番 海光山 長谷寺 [かいこうざん はせでら] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「長谷寺へ
まいりて沖を ながむれば 由比のみぎわに たつは白波」

金敷寺坂東5番 飯泉山 勝福寺 [いいずみさん しょうふくじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「かなわねば たすけたまえと 祈る身の 船に宝を つむは飯泉」

金敷寺坂東6番
飯上山 長谷寺 [いいかみさん はせでら] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「飯山寺 建ちそめしより つきせぬは
いりあいひびく 松風の音」

金敷寺坂東7番 金目山 光明寺 [かなめさん こうみょうじ] (聖観世音)
『おん あろりきゃ
そわか』
「なにごとも 今はかないの 観世音 ニ世安楽と 誰か祈らん」

金敷寺坂東8番 妙法山 星谷寺 [みょうほうさん
しょうこくじ] (聖観世音)
『おん あろりきゃ そわか』
「障りなす 迷いの雲を 吹き払い 月もろともに 拝む星の谷」
金敷寺坂東9番 都幾山 慈光寺 [ときさん じこうじ] (十一面千手千眼)
『おん ばざら たらま きりく』
「聞くからに
大悲大慈の 慈光寺 誓いも共に 深き岩殿」

金敷寺坂東10番 巌殿山 正法寺 [いわどのさん しょうほうじ] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「後の世の 道を比企見の 観世音 この世を共に たすけたまえや」

金敷寺坂東11番
岩殿山 安楽寺 [いわどのさん あんらくじ] (聖観世音)
『おん あろりきゃ そわか』
「吉見よと 天の岩戸を 押し開き 大慈大悲の
誓いたのもし」

金敷寺坂東12番 華林山 慈恩寺 [かりんさん じおんじ] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「慈恩寺へ まいるわが身も たのもしや 浮かぶ夏島を みるにつけても」

金敷寺坂東13番 金龍山 浅草寺 [きんりゅうざん
せんそうじ] (聖観世音)
『おん あろりきゃ そわか』
「深きとが 今より後は よもあらじ つみ浅草へ まいる身なれば」

金敷寺坂東14番 瑞応山 弘明寺 [ずいおうさん ぐみょうじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「ありがたや 誓いの海を かたむけて そそぐめぐみに さむるほのみや」

金敷寺坂東15番 白岩山 長谷寺 [しらいわさん
ちょうこくじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「誰もみな 祈る心は 白岩の 初瀬の誓い たのもしきかな」

金敷寺坂東16番 五徳山 水澤寺 [ごとくさん みずさわでら] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「頼みくる
心も清き 水沢の 深き願いを うるぞうれしき」

金敷寺坂東17番 出流山 満願寺 [いずるさん まんがんじ] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「故郷を はるばるここに たちいづる 我が行く末は いづくなるらん」

金敷寺坂東18番
日光山 中禅寺 [にっこうさん ちゅうぜんじ] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「中禅寺 のぼりて拝む 湖の うたの浜路に
たつは白波」

金敷寺坂東19番 天開山 大谷寺 [てんかいざん おおやじ] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「名を聞くも めぐみ大谷の 観世音 導きたまえ 知るも知らぬも」

金敷寺坂東20番 獨鈷山 西明寺 [とっこさん さいみょうじ]
(十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「西明寺 誓いをここに 尋ぬれば ついのすみかは 西とこそ聞け」
金敷寺坂東21番 八溝山 日輪寺 [やみぞさん にちりんじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「迷う身が
今は八溝へ まいりきて 仏のひかり 山もかがやく」

金敷寺坂東22番 妙福山 佐竹寺 [みょうふくさん さたけじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「ひとふしに 千代をこめたる 佐竹寺 かすみがくれに みゆるむらまつ」

金敷寺坂東23番 佐白山 観世音寺 [さしろさん かんぜおんじ] (十一面千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「夢の世に
ねむりもさむる 佐白山 妙なるのりや ひびく松風」

金敷寺坂東24番 雨引山 楽法寺 [あまびきさん らくほうじ] (延命)
『おん あろりきゃ そわか』
「へだてなき 誓いを誰も 仰ぐべし 仏の道に 雨引の寺」
金敷寺坂東25番 筑波山 大御堂 [つくばさん おおみどう] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「大御堂 かねは筑波の みねにたて かた夕暮れに 国ぞ恋しき」
金敷寺坂東26番 南明山 清瀧寺 [なんめいさん きよたきじ] (聖観世音)
『おん あろりきゃ そわか』
「わが心
今より後は にごらじな 清瀧寺へ まいる身なれば」
金敷寺坂東27番 飯沼山 円福寺 [いいぬまさん えんぷくじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「このほどは よろずのことを 飯沼に 聞くもならわぬ 波の音かな」
金敷寺坂東28番 滑河山 龍正院 [なめかわさん りゅうしょういん] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「音に聞く
滑川寺の けさがふち あみ衣にて すくうなりけり」
金敷寺坂東29番 海上山 千葉寺 [かいじょうさん せんようじ] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「千葉寺へ まいる我が身も たのもしや 岸うつ波に 船ぞ浮かぶる」
金敷寺坂東30番 平野山 高蔵寺 [へいやさん こうぞうじ] (聖観世音)
『おん あろりきゃ そわか』
「はるばると
登りて拝む 高倉や 富士にうつろう あさばなるらん」
金敷寺坂東31番 大悲山 笠森寺 [だいひさん かさもりでら] (十一面)
『おん まか きゃろにきゃ そわか』
「日は暮るる 雨は降る野の 道すがら かかる旅路を 頼む笠森」
金敷寺坂東32番 音羽山 清水寺 [おとわさん きよみずでら] (千手)
『おん ばざら たらま きりく』
「にごるとも ちひろの底は 澄みにけり
清水寺に むすぶあか桶」
金敷寺坂東33番 補陀洛山 那古寺 [ふだらくさん なごでら] (千手)
『おん ばざら たらま
きりく』
「補陀洛は よそにはあらじ 那古寺 岸うつ波を 見るにつけても」
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